2011年10月20日木曜日

Repair Shops_Repair of the bass guitar_Inspection

私がまだ若輩者の頃、個人でやってる楽器のリペアー業ってどうなの?

と思っていた。でもその考えは、さほど時をおかず改まることになる。

ある時期まで、とある楽器メーカーのエンドーサーミュージシャンとして

製品のInspectionや宣伝活動の一端を担っていたため、

自分の使用する楽器の供給面では恵まれていた。

(後のことを考えて全て買い取ったけど 、ほとんど原価!)

でも楽器はしばしば調子が悪くなるものだ。

そんなときはメーカーの製造部のリペアー担当に持ち込む。

外のRepair Shopsには出せない。

(なぜなら、

それではメーカーが欲しがる製品改善のデータが集まらないからだ)

「職人さん」って、たとえその人にスキルがあっても、

仕事の仕上がりには依頼者との相性の善し悪しってかなりの割合で影響があるものだと思う。


(人が人に依頼する職人仕事がうまくゆくためには、

人同士の相性という要素がかかわってくるのは当然であるということ!)で、

今期担当のAさんはばっちり!!って思っていても、

彼は会社員。人事異動で修理担当を外れて行くのょ・・・。

そんなことが何回(何人)かあり、ついに我慢も限界に・・・。

そのメーカーの社長はもともと日本の楽器製作者の草分け的存在。

会社がデカクなってからは、

修理のアドバイスはしていたが、

自分では触らなくなって久しい感じで・・・『そんなに担当者がコロコロ変わるなら、

自分の楽器は自分で診たい!!なら、社長にプロの楽器木工技術を教えてもらおう!!』

Repair of the bass guitarもおまかせください。

その楽器メーカーがまだ1ショップだった頃、

ギターを始めたばかりの私、Showちゃんは、

当時ショップオーナー店主でリペアーマンだった将来の社長にリペアーをしてもらったことがあったので、

メーカー社長になって社長業にいそがしい彼に直談判!!


「社長!リペアー、教えてください!!」


「・・・。よし、週1うちのアンテナショップで働け!俺も行って見てやるし、時給もやる!」

で、

そのメーカーに関わった10年間のうち、

時間にして延べ3年、

働きながら楽器の木工技術を教えてもらった。

(電気関係ではラジオオタクで小3の頃からアキバに通っていた私めの方が、

その会社の誰より電気配線素材ノウハウは豊富だった。

ショップでも電気配線関係の修理は全て任されていたし、

そのメーカーに、

アキバで見つけてきた当時ベンチャー企業が開発したハンダを製品に採用するように推挙し、

社内製造会議の結果、採用されるようになったりもした。後に、

そのProduction meeting for guitar makersには出来る限り出席させられることになった。)

おかげで自分の ”竿” のリペアーはフレット交換も含め、全て自分でやれるようになったのだ。

それからというもの、

自分でリペアーした楽器を持って “ギタリスト”

として仕事に行くと、「えっ!自分でフレット交換出来るの!!!」

と評判になり、リペアーマンとしても仕事の依頼が来るようになった。

また、社長には日本の最大ギター生産地帯、長野安曇野地方にも、

本場アメリカにも連れて行っていただいた。いろいろなメーカーの重鎮にも会わせていただいた。

当時、社長に言われたこと。


「お前は楽器を弾き続けろ! 

現役プレイヤーの立場でリペアーをしろ! 

楽器の弾けない、ただのリペアーマンは掃いて捨てるほどいる!!」


「いい楽器を持て!安物は何本持っても無意味だ!」


「他のミュージシャンの現場にも行け! 店先にいるだけじゃだめだ!」


「工具は自分の目で使える物を探せ!『ギター用の工具です』って売ってる物にそのまま使える物は無い!!」


「刃物は常に研げ!カッターナイフは刃物じゃない!!」

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